愛を捧げること 2
無条件に愛する時、わたしたちは愛そのものにひたっています。
だから障害をもつ子供の親が深く恵まれ、無上の愛を体験したり、欠陥のあるペットや太り過ぎのパートナーに深い愛を感じることだってあるのです。
この体験のために必要なことはただ一つ。
あなたの内の静かで一つにまとまった心、愛する心からすべてに対応してゆくこと。
気ぜわしく働き、いくつもに分裂した心からではなく。
みなさんにわかっていただきたいのは、だれも一足飛びに対立する世界から純粋に一体感のある安らぎの世界へ行くわけではないということです。
もちろん、それが理想なのですが、実際には常にこのどちらかのほうを向いて歩を進めている、いわば常に岐路に立っているのがわたしたちの実状といえるでしょう。
われわれの中で少しずつ共感が拡がり、何か深いところで生命の本源とつながっていく感覚を日々得ることはできます。
しかし逆にイライラしたり、バランスを失う日もあるでしょうし、何か調子の悪い、自分にも人にもやさしくできない時もやってくるでしょう。
できることは今日、今、ここにベストを尽くす。
ただそれだけです。
大事なのはわたしたちの心が向いている方向なのです。
捨てるという段階をどこまで進めたか、ということではないのです。
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